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ゆうパック、不在時の「置き配」は来年3月スタート
日本郵便は、宅配便「ゆうパック」で、受取人が不在時、あらかじめ指定した場所に荷物を置いておく「指定場所配達サービス」を来年3月18日に始める。
日本郵便は10月18日、宅配便「ゆうパック」で、受取人が不在時、あらかじめ指定した場所に荷物を置いておく「指定場所配達サービス」(置き配)を2019年3月18日に始めると発表した。自宅の宅配ボックス、郵便受け取り箱、メーターボックス、物置、車庫などに届けてもらえる。
利用するには、日本郵便のWebサイト「ゆうびんポータル」で、無料の「ゆうびんID」を取得する必要がある。荷物を送る側が日本郵便に提供する届け先情報と、受け取り人の登録情報をマッチングし、受け取り人に「お届け予定通知」か「ご不在通知」メールを送る。これらのメールを受信すると、受け取り場所を指定できる。
また、荷物を送る側が、日本郵便に出荷データを提供した上で、それらを活用することに同意していることも条件。生もの、チルド、代金引換など、利用できないゆうパックもある。
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