ソフトウェア開発者向けのソースコード共有サービス「GitHub」で10月22日午前8時過ぎ(日本時間)から障害が起き、日本のエンジニアにも大きな影響が出ている。運営元の米GitHubは復旧に取り組んでいるが、障害発生から6時間経った午後2時現在も完全復旧には至っていないようだ。
GitHubの状態を報告する公式サービス「GitHub Status」によると、22日午前8時9分にエラー率が上昇。その後サービスが利用できなくなり、原因を調査したところ、データストレージシステムに障害が起きたことが分かり、復旧に向けて作業しているという。
大手サービスの障害状況を報告する第三者サービス「ダウンディテクター」の午後2時半時点での報告によると、障害は世界中で起きているが、特に日本の関東エリアからの障害報告が多いようだ。
障害によって日本でも多くのエンジニアが影響を受けており、Twitterでは22日朝から、「GitHubにログインできない」「pushや編集ができない」「GitHubが落ちて仕事にならない」といった報告が相次ぎ、「GitHub」がトレンドに入った。
GitHubは、18年6月時点で世界約2800万人が利用しているサービス。今年6月、Microsoftが買収を発表した。
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