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AbemaTVが電通、博報堂と資本業務提携 広告拡販を強化
サイバーエージェント子会社のAbemaTVが電通、博報堂DYメディアパートナーズと資本業務提携する。広告拡販やコンテンツ調達を強化する。
サイバーエージェントは10月23日、子会社のAbemaTVが電通、博報堂DYメディアパートナーズと資本業務提携すると発表した。両社を引受先とする第三者割当増資を行う。インターネットテレビ局「AbemaTV」の広告拡販やコンテンツ調達を強化する。
増資後の持ち分比率は、サイバーエージェントが55.2%(増資前は60.0%)、テレビ朝日が36.8%(同40.0%)、電通が5.0%、博報堂DYメディアパートナーズが3.0%。AbemaTVは、引き続きサイバーエージェント連結子会社という位置付け。
これまでも電通、博報堂DYメディアパートナーズは、AbemaTVのパートナー企業として広告販売を手掛けていた。提携により、広告拡販だけでなく、スポーツ、アニメ、映画といったコンテンツ調達の強化を狙う。
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