「Switch」販売台数、19年度上期は507万台 ソフト好調
2018年4〜9月の「Nintendo Switch」の全世界販売台数は507万台(前年同期比3.7%増)だった。任天堂は18年4月〜19年3月で2000万台の販売を見込んでいる。
任天堂が10月30日に発表した2019年度第2四半期(18年4〜9月)連結決算によれば、同期間の「Nintendo Switch」の全世界販売台数は507万台(前年同期比3.7%増)だった。17年3月発売以降の累計販売台数は2286万台。同社は18年4月〜19年3月で2000万台の販売を見込んでいる。
Switch向けゲームソフトでは、5月に発売した「ドンキーコング トロピカルフリーズ」が167万本、6月に発売した「マリオテニス エース」が216万本を売り上げ、全体の販売本数は4213万本(前年同期比91.3%増)と好調だった。
10月以降は「スーパー マリオパーティ」(10月5日発売)を皮切りに、11月に「ポケットモンスター Let's GO! ピカチュウ/イーブイ」、12月に「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」とビッグタイトルを続けて投入し「Switchの勢いをさらに加速させる」としている。
同社の18年4〜9月連結業績は、売上高が3889億円(同4.0%増)、経常利益が919億円(同32.1%増)、純利益が645億円(同25.4%増)。
18年4月〜19年3月の連結業績予想は、売上高1兆2000億円(前年比13.7%増)、純利益が1650億円(同18.2%)で据え置き。Switch向けタイトルの継続的な投入に加え、3月までにスマートフォンゲーム「Mario Kart Tour」の配信も予定している。
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