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5Gコネクテッドカーの検証環境構築、ソフトバンクが世界初
ソフトバンクは、5Gを活用するコネクテッドカーの開発向け検証環境を世界で初めて構築し、商用化に向けた検証を11月から始めた。
ソフトバンクは12月3日、5Gを活用するコネクテッドカーの開発向け検証環境を世界で初めて構築し、商用化に向けた検証を11月から始めたと発表した。
本田技術研究所の北海道上川郡のテストコースに実験基地局を設置し、3GPP2規格に準拠した通信機器(フィンランドNokia製)を使って5Gネットワークを構築。日本で初めて、商用環境を想定したノンスタンドアローン標準仕様で構成した屋外5Gネットワーク環境を構築したという。
このネットワークを使えば、高精細な4K映像を伝送できるという。今後、車両に搭載した実験用端末に映像を伝送する検証に取り組む。
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