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LINE MUSICがトヨタのスマートデバイスリンクに対応 ながらスマホ防止にも
LINE MUSICは、トヨタ自動車が発売した「スマートデバイスリンク」(SDL)対応車載デバイスとの連携を開始する。交通事故の要因となりやすい「ながらスマホ」の抑止につながるという。
LINE MUSICは12月5日、トヨタ自動車が発売した「スマートデバイスリンク」(SDL)対応車載デバイスとの連携を開始すると発表した。交通事故の要因となりやすい「ながらスマホ」の抑止につながるという。
対応車載機に専用アプリ「TOYOTA SmartDeviceLink」をダウンロードし、「対応アプリ」として「LINE MUSIC」(iOS/Android)を選択。手持ちのスマートフォンと、カーナビなどのSDL対応車載機をBluetoothで接続すると、カーナビ側の操作だけでLINE MUSICの音楽を楽しめる。
LINE MUSICは、邦楽・洋楽など4900万曲以上をそろえるサブスクリプション型の音楽ストリーミングサービス。料金は月額960円(税込)。
トヨタとLINEは、2017年6月にAI(人工知能)を活用した自動車向けサービスの開発で協業すると発表。18年10月にはトヨタのナビゲーション基盤をLINEの「Clova Auto」と統合し、ナビゲーション機能を包含したスマートフォンアプリを19年夏に提供する予定だ。
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