「こんにちは! あなたのデバイスをクラックしたハッカーです」 ビットコイン要求する詐欺メール出回る
「こんにちは! 私は数ヶ月前にあなたの電子メールとデバイスをクラックしたハッカーです」――こんな書き出しで、ビットコインを要求する詐欺メールが出回っているとし、警視庁などが注意を呼び掛けている。
「こんにちは! 私は数ヶ月前にあなたの電子メールとデバイスをクラックしたハッカーです」――こんな書き出しで、ビットコインを要求する詐欺メールが出回っているとし、警視庁などが注意を呼び掛けている。
メールのタイトルは「あなたのパスワードが侵害されました」。本文は「こんにちは! 私は数ヶ月前にあなたの電子メールとデバイスをクラックしたハッカーです。あなたが訪問したサイトの1つにパスワードを入力君た。それを傍受しました」と始まり、受信者のパスワードだという文字列が書かれている。
さらに「あなたがサイトで楽しむとき(あなたは私が何を意味するか知っています!) あなたのカメラのプログラムを使用してスクリーンショットを作成しました。その後、私はそれらを現在閲覧されているサイトのコンテンツに結合しました」「私は沈黙のためにあなたからの支払いを期待しています。私は$555が良い価格だと思います! Bitcoin経由で支払う」などと書かれている。
文章が翻訳調のため意図が分かりづらいが、「あなたが不適切なサイトを閲覧していたので、あなたスマホを使って顔写真を撮り、サイトのスクリーンショットと組み合わせた。この画像をばらまかれたくなければ、ビットコインを支払え」といった意味だとみられる。
また、メールの最後には「ばかなことしないで! 警察や友人はあなたを確実に助けません... p.s. 私はあなたに将来のアドバイスを与えることができます。安全でないサイトにはパスワードを入力しないでください。私はあなたの慎重さを願っています。お別れ。」と書かれている。
警視庁は「相手に返信等はせず、要求に応じないで」と呼び掛けている。
関連記事
- 「こんにちはクライアント」 Appleかたるフィッシングメールに注意
AppleをかたってApple IDやパスワードを詐取しようとするフィッシングメールが出回っているとし、フィッシング対策協議会が注意を呼び掛けている。 - 「こんにちは!」 三菱東京UFJ銀行かたるフィッシングメールに注意
三菱東京UFJ銀行をかたるフィッシングメールに注意喚起。メール本文は「こんにちは!」で始まるという。 - 件名・本文に本物のパスワード 新手の脅迫メール出回る
スパムメールの件名や本文に、メールアドレスの持ち主が実際に使っているパスワードを記載した新手の脅迫メールを確認したとして、JPCERT/CCがWebサイトで注意を呼び掛けている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.