ニュース
「PayPayの認知、利用意向はダントツ」 ソフトバンク宮内社長
ソフトバンクの宮内社長が「PayPayの名称認知、サービス理解、利用意向はダントツ」という調査結果を発表。
「PayPayの名称認知、サービス理解、利用意向はダントツで1番」――ソフトバンクの宮内謙社長は12月19日に開いた上場会見で、QRコード決済サービス「PayPay」についてそう話した。同社の調査によれば、12月4日から展開した「100億円あげちゃうキャンペーン」の効果で、他社の決済サービスと比べて名称の認知率などが大きく上がったという。
キャンペーンは、支払い額の20%か、最大10分の1の確率で全額をポイント還元するというものだった。PayPayのサービスを始めた10月時点で計画していたという。期間は来年3月までを予定していたが、用意した100億円を10日間で使い果たし、13日夜に終了した。宮内社長は会見で「もう少し長くいけると思っていた」と話した。
一方、PayPayの決済方法にクレジットカードを追加する際、セキュリティコードの入力回数に制限がなかったことについて、宮内社長は「至らない点があり、おわび申し上げる」と謝罪した。
ネット上では11日ごろから「PayPayで、クレジットカードが不正利用された」という報告が相次いでいた。セキュリティコードの入力を何度間違えてもロックされない仕組みだったため、総当たり攻撃が可能ではないか、という声も出ていた。こうした事態を受け、PayPayは18日、セキュリティコードの入力回数に制限を設けた。
関連記事
- PayPayの不正利用、どう防ぐ? 狙われるのは“ポイント付与”の1月か
認証セキュリティ企業の担当者が、PayPayの不正利用問題やユーザーができる自衛策などを解説。還元額がポイントで付与される1月に不正利用が本格化するか。 - “PayPay祭り”とは何だったのか 激動の10日間を振り返る
PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」が終了した。あっという間の10日間で何が起きたのか。 - “PayPay祭り”で、わたしが得たものと失ったもの
「PayPay」で決済すると20%還元が受けられるキャンペーンが話題だ。早速、PayPayを使ってiPadを買った筆者。得たものと失ったものとは? - PayPay“100億円祭り”、10日間で終了
PayPayのポイント還元キャンペーンが、12月13日で終了する。還元総額が100億円に達したため。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.