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「ホンダジェット」初号機納入、コロプラ共同創業者の千葉氏に 堀江貴文氏、グリー共同創業者の山岸氏と共同で所有
「ホンダジェット」日本初号機引き渡し。日本での最初の所有者になったのは、コロプラの共同創業者で投資家の千葉功太郎氏。元ライブドア社長の堀江貴文氏・グリー共同創業者の山岸広太郎氏と3人で共同保有するという。
本田技研工業の航空機事業会社・ホンダエアクラフトカンパニーは12月20日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の日本初号機の引き渡しを行った。日本での最初の所有者になったのは、コロプラの共同創業者で投資家の千葉功太郎氏。ライブドア創業者の堀江貴文氏・グリー共同創業者の山岸広太郎氏と3人で共同保有するという。
同機は7人乗りの小型ビジネスジェット機。左右の主翼上面に2基のエンジンを搭載し、クラス最高水準の速度(時速778キロ)と低燃費(航続距離2185キロ)を実現したという。1986年に航空機用エンジンの研究・開発に着手し、30年を経て発売につなげた。
現在、北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、日本で販売。日本での受注は6月にスタートし、これまでに10機を超えるオーダーを受けたという。
日本初の所有者となった千葉氏は「私も数回、実際に乗ったが、その静音性、力強さ、なめらかさ、安全性、安定性、そして何よりも機体の美しさは抜群。小型ジェット機が普及すると、日本全体が一つの都市圏になり、新しい経済活動が加速する」などとコメントしている。
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「空の産業革命」をけん引すべく国を挙げた取り組みが始まっている。投資家の千葉功太郎氏は、ドローン専業型ベンチャーキャピタルファンド「Drone Fund」を設立。投資先の中には、実用化に向けて開発が進む有望なベンチャー企業も多い。
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