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ソニーが初の8K液晶テレビを発表 画面の上下にスピーカーを配置:CES 2019
ソニーが「CES 2019」で、同社初の8K液晶テレビ“ブラビア MASTER Series”「Z9G」を展示する。春に北米市場で発売する予定だが、日本での展開は「未定」。
ソニーは1月7日(米国時間)、同社初の8K液晶テレビ“ブラビア MASTER Series”「Z9G」を発表した。98V型と85V型をラインアップ。今春に北米で発売予定だが、日本での展開は「未定」(同社)だ。米国ラスベガスで8日に開幕する世界最大級のエレクトロニクスショー「CES 2019」に出展する。
8K向けに新しい映像エンジンや超解像処理のデータベース、バックライト技術などを新規に開発した。画面上下に配置した4つのスピーカーを使い、「あたかも画面から音が出ているような体験を実現した」という「Acoustic Multi-Audio」(アコースティック マルチ オーディオ)も特徴だ。
OSにはAndroid TVを採用し、各種ネット動画配信サービスもサポート。Netflix用の画像モードも備えた。
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