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春高バレーを“AR観戦” KDDIとフジテレビ、5G時代を見すえ
「春の高校バレー」の準決勝・決勝戦で、来場客のスマートフォンを使って新たな観戦体験を楽しめる「AR観戦」の取り組みを行う。スマホのカメラでとらえた会場の様子に、現在のスコアやテキスト解説を重ねて表示できるほか、コートエンドなどマルチアングルから観戦することもできる。
KDDIとフジテレビジョンは、1月12・13日に都内で開催される「春の高校バレー」の準決勝・決勝戦で、来場客のスマートフォンを使って新たな観戦体験を楽しめる「AR観戦」の取り組みを行う。スマホのカメラでとらえた会場の様子に、現在のスコアやテキスト解説を重ねて表示できるほか、コートエンドなどマルチアングルから観戦することもできる。
来場客にQRコード入りビラを配布。スマホで読み取ると、コートエンドからの視点など、マルチアングルで観戦できる「視点ジャンプ」機能で観戦したり、スマートフォンのカメラを会場にかざすと、会場の画像に「バボちゃん」の応援画像を重ねて表示し、試合を応援できる「ARエール」機能や、現在のスコアやテキスト実況を会場内の様子に重ねて表示できる機能などを利用できる。
また、男子・女子決勝戦の映像は各40台のカメラで撮影。会場内に配置された端末を使えば、選手がボールをアタックする瞬間、対峙する選手のブロックやレシーブする瞬間などを、複数の角度から自由視点で楽しめる。自由視点の映像配信には、米4DREPLAYが開発する「4DREPLAY」を活用する。
両社は「5G時代を見据えたAR技術をはじめとする双方の資源を有効に活用することにより、さまざまなスポーツで新たな観戦体験を提案する」としている。
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