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家電ベンチャーのUPQ、Cerevoに量産を委託へ 「想像以上の反響、失敗、学びあった」
家電ベンチャーのUPQが、Cerevoに製品の量産を委託へ。UPQは商品企画やプロダクトマネジメント、販売に注力する。
家電ベンチャーのUPQは1月15日、同じくベンチャーのCerevoに製品の量産を委託すると発表した。UPQは商品企画やプロダクトマネジメント、販売に注力する。
UPQの製品では、2016年にAndroidスマートフォン「UPQ Phone A01X」が充電中に発火するトラブルが相次いだ他、17年には4Kディスプレイのスペック表記に誤りがあることが分かり、批判が出ていた。
「想像以上の反響、多くの失敗、学びがあった」
今後は、Cerevoに量産を委託する。第1弾として、卓上燻製器「REIKUN-Dome」(レイクン・ドーム)を開発するクラウドファンディングを始めた。チーズやアーモンドなどの食材を置いた皿に透明のガラスドームと製品本体を被せると燻製が作れる。支援は2万2100円から。
UPQの中澤優子代表取締役は、クラウドファンディングのページで「コンシューマー向け製品の家電にこだわり作り続けてきたことで、(2015年の設立から)3年半で想像していた以上の反響、多くの失敗、学びがありました。失敗にも正面から向き合い、糧にする道を選び、前を向いて新しいチャレンジに進みます」と説明している。
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