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PayPay、3Dセキュア導入 クレカ利用上限額を25万円に引き上げ
モバイル決済アプリ「PayPay」で、クレジットカードの不正利用を防ぐため、本人認証サービス「3Dセキュア」が導入された。
PayPayは1月21日、モバイル決済アプリ「PayPay」で、クレジットカードの不正利用を防ぐため、本人認証サービス「3Dセキュア」を導入したと発表した。3Dセキュア対応に伴い、クレジットカードの利用上限額(過去30日間)を5万円から25万円に引き上げる。
3Dセキュアは、事前にクレジットカード会社に登録したパスワードなどを入力して本人確認を行い、不正利用やなりすましを防ぐ仕組み。21日以降、クレジットカードを新規登録する際、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力すると、カード会社の認証ページに遷移、パスワードなどを入力すると本人認証が完了する。
PayPayでは昨年末、クレジットカードが不正利用されたという報告が相次いだ。そのためクレジットカードを利用する場合、過去24時間以内なら2万円まで、過去30日間は5万円までと上限を設けていた。3Dセキュア対応に伴い、本人認証を完了した利用者の利用上限額を過去30日間で25万円までに緩和する(過去24時間以内の制限はない)。
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