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フレディ・マーキュリーそっくり歌手がAIでますますそっくりに?:NAMM 2019
クリムゾンテクノロジーが音声AI変換技術「リアチェンvoice for macOS」を展示していた。
NAMM Show 2019において、クリムゾンテクノロジーが、音声AI変換技術ソフトウェア「リアチェンvoice for macOS」を展示していた。
同社は、機械学習を用い、人の声をリアルタイムで特定のキャラクターの声に変えることができる業界初の音声AI変換技術を使用したiPhoneアプリ「リアチェンvoice〜ジュラ紀版」を提供しているが、その技術をベースに、macOS版をパッケージソフトとして2019年春にリリース予定だそうだ。
ブースでは、GUEENのフレディ波多江さんがリアチェンvoiceを使って「ボヘミアン・ラプソディ」を歌うデモを行っていた。GUEENは、ポール・マッカートニーの来日時に呼ばれてライブをしたこともある著名なクイーンのトリビュートバンド。フレディ波多江さんはそのリードボーカルとしてフレディ・マーキュリーの声、アクションの再現で定評がある。
また、脳波計測によるAI自動作曲「brAInMelody」の技術を用い、脳波測定の結果に応じてヒーリング・ミュージックを自動作曲する専用アプリケーション「髄〜ZUI」(仮称)のプロトタイプも展示されていた。
独自設計の脳波計測用ヘッドセットをつけ、既存のいくつかの曲を聴取し脳波とシンクロさせてサーバーへ蓄積する。
ヒトが「なりたい気分」を作曲用ルールに当てはめ、AI作曲で「なりたい気分」へ活性化させる楽曲を自動的に生成することをめざしているそうだ。
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