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Uber Eatsの配達員、「12時間配達後は6時間オフライン」に 安全対策として

フードデリバリーサービス「Uber Eats」の配達員向けアプリに、運転時間が12時間に達すると、その後6時間は自動でオフラインになる機能が。配達員の過剰労働を防ぎ、安全確保を目指すための取り組みとしている。

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 Uber Japanは1月29日、フードデリバリーサービス「Uber Eats」の配達員向けアプリに、運転時間が12時間に達すると、その後6時間は自動でオフラインになる機能を追加したと発表した。配達員の過剰労働を防ぎ、安全確保を目指すための取り組みとしている。

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配達員のアプリの画面例

 Uber Eatsの配達員は、自転車やバイクを使ってUber Eatsの商品を届けるスタッフ。Uberが雇用する従業員ではなく、Uberと契約した人が個人事業主として配達する仕組みで、好きな時間・場所でアプリを立ち上げれば配達を請け負える。

 新機能では、配達員用のアプリで運転時間をカウント。12時間の上限に近づくと一定間隔で通知を発信し、上限に達すると、その後の6時間は自動的にオフラインになる。6時間経過後は再びオンラインにできる。

 また、配達員の居場所を家族や親しい友人などに伝えられる「乗車状況を共有する」機能も追加。配達員の位置や配達状況、名前、電話番号、ナンバープレートといった詳細を共有でき、帰宅予想時間を知らせることもできる。注文者情報は共有されない。

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家族や親しい友人に乗車状況を共有する機能も

 緊急時に110番に直接つながる緊急通報ボタンや、通話の匿名化機能、自転車で配達を行う配達員向けの保険、配達員の安全に特化したサポートチームなども導入し、安全対策を整える。

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