長いことLet It Beされていたビートルズ最後の日々がついにGet Backされる。Don`t Let Me Downになるわけがない。
1970年に公開されたビートルズの映画「Let It Be」はメンバー間の対立と最後の「ルーフトップコンサート」を描いたドキュメンタリーだった。劇場公開とテレビ放映後、VHS、Betamax、レーザーディスクなどで商品化されたもののその後生産は中止され、現在は中古品以外では入手できない。ロンドンのサヴィル・ロウにあるApple Corps本社屋上でビートルズの4人とビリー・プレストンが演奏し、ジョン・レノンが「オーディションに受かってるといいな」と締めてから50年を経た2019年1月30日、全く新しい「Let It Be」映画の制作が発表された。
監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のサー・ピーター・ジャクソン。1969年1月2日から31日までのスタジオでの様子と屋上ライブを収めた55時間分の映像と140時間分の録音がジャクソン監督の手に渡り、そこから新たな「Let It Be」映画が作り出されることになる。ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ヨーコ・オノ、オリビア・ハリスンが監修する。
新作映画のタイトルは未定。オリジナルの映画「Let It Be」も新作公開後に修復版が発売される予定だ。
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