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Facebook発の分散SQLエンジン「Presto」開発団体が発足 「発展に向け努力する」“生みの親”らが参加

オープンソースの分散SQLエンジン「Presto」の開発団体が発足。名称は「Presto Software Foundation」。Prestoの“生みの親”である米Facebookのソフトウェアエンジニアなどが参加する。

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 オープンソースの分散SQLエンジン「Presto」の開発者は1月31日、同エンジンの開発を促進する団体「Presto Software Foundation」を設立したと発表した。「今後数十年にわたって、(Prestoが)オープンかつコラボレーティブで、独立したプロジェクトであり続けることにコミットしていく」という。

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Facebook発の分散SQLエンジン「Presto」の公式Webサイト

 Prestoは、米Facebookが自社の大規模なデータを高速処理する目的で開発。開発がスタートしたのは2012年で、小規模なエンジニアチームが手掛けたという。13年の公開後は、米Airbnb、米LinkedIn、米Twitter、米Walmartなど、業界を問わず多様な企業がデータ分析に取り入れている。

 Presto Software Foundationは非営利団体として運営し、Prestoの“生みの親”である米Facebookのソフトウェアエンジニアら3人が参加。データ分析企業の米Arm Treasure Data、Prestoの企業導入を支援する米Starburst Dataなど4社のエンジニアもメンバーに加わるとしている。

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「Presto Software Foundation」の概要(=公式Webサイトより)

 同団体は今後数週間以内に会合を持ち、その後も定期的に会議を開いていく方針。メンバーだけでなくコミュニティーも招集し、「さらなる発展に向けて努力していく」としている。

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