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JR東、忘れ物通知サービスを本格導入 51駅に拡大
JR東日本が、紛失を防ぐタグ「MAMORIO」を活用したサービスを本運用へ。昨年6月、首都圏4駅で試験導入したが、2月18日から51駅に拡大する
JR東日本は2月6日、紛失を防ぐタグ「MAMORIO」を付けたバッグや財布などが、駅の「お忘れ物承り所」に届くと、持ち主のスマートフォンに通知するサービスの本運用を始めると発表した。昨年6月、首都圏4駅で試験導入したが、2月18日から51駅に拡大する。
MAMORIOは、スマートフォンとBluetooth接続して使う。MAMORIOを取り付けた財布などとスマホが一定以上離れると、スマホに通知が届く。また、駅や商業施設などに専用アンテナ「MAMORIO Spot」を設置すると、タグの付いた忘れ物の位置情報を、持ち主に知らせることも可能だ。ベンチャー企業のMAMORIO(東京都千代田区)が開発した。
このMAMORIO Spotの設置場所を、51駅に拡大する。これまでは東京、上野、大宮、千葉のみだったが、横浜、成田空港の他、新潟、仙台、盛岡、新青森なども加える。
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