ニュース
PayPayの100億円還元、最終日は471万人がアプリ起動 ヴァリューズ調査
「PayPay」の100億円還元キャンペーン最終日、約471万人がアプリを起動していた――調査会社がそんな分析結果を出した。
昨年12月13日、決済サービス「PayPay」の100億円還元キャンペーン最終日、約471万人がアプリを起動していた――マーケティング効果の調査会社・ヴァリューズ(東京都港区)がそんな分析結果を発表した。キャンペーン前の12月3日は104万人程度だったが、開始日の4日には約203万人と倍増。終了日は“駆け込み需要”が起きたとみられ、期間中の最高値を記録した。
ヴァリューズが保有しているアンケートパネル(20代以上)のスマートフォン行動ログデータを使い、アプリのインストールと起動の回数を集計し、国内のネット人口に即してユーザー数を推測。PayPay以外の決済アプリ(LINE Payを除く)の行動ログも分析した。
分析結果によれば、PayPayの100億円還元キャンペーンは、新規ユーザーの獲得にも大きく貢献。12月1日時点では10万人に満たなかった1日当たりのインストール数が、キャンペーン開始前日は約20万人、開始日は約50万人に膨らんだ。12月全体では約541万人の新規ユーザーを獲得したとみられるが、うち489万人がキャンペーン期間中に集中しているという。
関連記事
- “PayPay祭り”で、わたしが得たものと失ったもの
「PayPay」で決済すると20%還元が受けられるキャンペーンが話題だ。早速、PayPayを使ってiPadを買った筆者。得たものと失ったものとは? - “PayPay祭り”とは何だったのか 激動の10日間を振り返る
PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」が終了した。あっという間の10日間で何が起きたのか。 - PayPay「100億円還元」第2弾きょう開始も“祭り”は起きず
「PayPay」で2月12日、支払額の20%が電子マネーで還元される「第2弾100億円キャンペーン」が始まった。第1弾ではネットが“PayPay祭り”にわいたが、第2弾は還元額の上限が引き下げられるなどお得感が減ったこともあり、静かな船出になっている。 - 「大幅に条件を変更」 PayPay「第2弾100億円キャンペーン」、変更点をチェック
モバイル決済サービス「PayPay」で2月12日、「第2弾100億円キャンペーン」が始まる。PayPayの中山一郎CEOが「大幅に条件を変更した」という通り、還元額の上限などが変更された。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.