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Cerevo、音声解析サービス「Listnr」終了へ 「直近の利用状況を踏まえて」
Cerevoが、周囲の音を収集し、クラウド上にアップロードして解析できるデバイス「Listnr」の全サービスを終了する。
Cerevoは2月25日、周囲の音を収集し、クラウド上にアップロードして解析できるデバイス「Listnr」(リスナー)の全サービスを、3月15日までに終了すると発表した。昨年時点でデバイス自体の販売を終了していたが、直近の利用状況も踏まえ、全サービスの停止を決めた。
Listnrは、搭載するマイクで周囲の音を収集し、クラウド上で解析、結果をスマートフォンに通知できるIoTデバイス。2016年1月に発売した。パナソニックと開発した音声認識システム「xauris」(ゾウリス)も搭載し、乳幼児の声から「泣く」「笑う」などの状態を読み取れる機能を備えている。
2月25日にゾウリスとの連携機能を停止し、3月15日午後11時59分(日本時間)に全サービスを終了する。Cerevoは「引き続き生活をより豊かにする家電製品の展開を検討していく」としている。
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