レキサージャパン、CFexpress 2.0 対応製品ロードマップを発表:CP+ 2019
CompactFlashの次世代仕様に対応する製品はどのようなタイミングで出てくるのか。
CP+2019において、レキサージャパンが、CompactFlash Associationの製品仕様に準拠した「CFexpress 2.0」対応製品ロードマップを発表していた。
CFexpress 1.0仕様では、XQDメモリーカード仕様を継承し、NVMe 1.2、PCIe Gen3 x2のType Bだけだった。
CFexpress 2.0仕様では、XQDメモリーカード仕様を継承しつつ、Type Bは、PCIe Gen3 x2の、最大転送性能16Gbps(2000MB/s)のままだが、プロトコルはNVMe 1.3にアップしている。
実際に発売される「Lexar Professional CFexpressメモリーカード」は、最大転送速度1650MB/sで、1000MB/sでの継続的な書込み速度の維持を実現しているそうだ。
CFexpress 2.0仕様では、PCIe Gen3 x1、最大転送性能8Gbps(1000MB/s)、プロトコルNVMe 1.3仕様の「CFexpress 2.0 Type A」も予定されている。
サイズはSDXCカードより小さい。
もう1つのCFexpress 2.0仕様として、PCIe Gen3 x4、最大転送性能32Gbps(4000MB/s)、プロトコルNVMe 1.3仕様の「CFexpress 2.0 Type C」も予定されている。
CFastカードと比べてかなり大きいサイズだ。
なお、CFexpress 2.0 Type A、CFexpress 2.0 Type Cは、すぐに発売されるものではなく、今後数年かけて製品化されるそうだ。
Lexar High-Performance 633x microSDHC/microSDXC UHS-I カードの1TBモデルも展示されていた。
Lexar Professional 633x SDHC/SDXC UHS-I カードの1TBに続く製品として発売される予定となっている。
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