名古屋のドローンメーカー、プロドローンは3月13日から幕張メッセで開催されている国際展示会「ジャパン・ドローン2019」で、対話型救助用パッセンジャードローン「SUKUU」実機を披露した。東北大震災の津波被害者救出映像を見て、ドローンにできることを考えたという。
リモートからの操縦により体重100キロまでの人間をドローンの下に乗せ救出、合計15分間飛行することを可能にする。機体そのものは70キロ程度。5月にテスト飛行をスタートさせる予定。
人を乗せるためのフレームは折りたためる構造で、コンパクトな状態で飛んでいったり、車載して現地に運んだりできる。そこからFPV(操縦者視点)で運転。救出される人と音声や映像でコミュニケーションを取るために、タブレットやスピーカー、マイクを機内に搭載する。
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