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終業から次の始業まで10時間以上の休息義務づけ ソフトバンクが「勤務間インターバル制度」導入
ソフトバンクは、終業から次の始業まで10時間以上の休息時間を取ることを社員に義務づける「勤務間インターバル制度」など、健康増進のための制度を4月1日から導入する。
ソフトバンクは3月19日、社員の健康増進を目的に、終業から次の始業まで10時間以上の休息時間を取ることを義務づける「勤務間インターバル制度」などを4月1日から導入すると発表した。
勤務間インターバル制度は、4月1日に施行される改正労働時間等設定改善法で定められた制度。勤務終了後、一定時間以上の休息時間を設けることで、働く人の生活時間や睡眠時間を確保することを事業主の努力義務としている。
ソフトバンクはこれを導入し、終業から次の始業まで10時間以上の休息時間を取ることを全社員に義務づける。緊急の対応が必要な業務や時差がある海外の企業との電話会議など、やむを得ないケースと上長に認められた場合は例外。
就業時間中は段階的に禁煙にする。まず4月から、毎月最終金曜日に、10月からは毎週水曜日の定時退社日の喫煙を禁止。2020年4月から全面的に禁止する。事業所内の喫煙所は来年10月をめどに撤廃する。
年次有給休暇取得奨励日を設定し、プレミアムフライデーや、土日と祝日に1日だけ挟まれた平日などを取得奨励日に。がんの通院治療が必要な社員を対象に、がん治療休暇を設ける。
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