「ドメイン争奪戦が始まっている」――4月1日、新元号の「令和」(れいわ)が発表された直後から、「reiwa」と名前に付くドメインの取得状況が話題になっている。ネット上では「取得するのが早すぎる」「皆考えることは同じ」といった声が上がっている。
GMOインターネットのドメイン名登録サービス「お名前.com」で「reiwa」「leiwa」と検索すると、ほとんどのドメインが取得されていることが分かる(同日午前1時時点)。同サイトは新元号の発表直後、一時つながりにくい状態になった。
一部のドメインは、新元号の発表前から取得されていたようだ。例えば「reiwa.co.jp」は建物の断熱工事を手掛けるレイワ工業(東京都板橋区)が、「reiwa.jp」は設備工事会社の冷和(千葉県柏市)がそれぞれ取得していた。
関連記事
- 新元号「令和」に
令和の出典は、日本最古の古典「万葉集」から。皇太子さまが翌5月1日に新天皇に御即位、あわせて元号を平成から令和に改元する。 - 内閣府のサイトから風俗体験記にリンク 削除忘れドメイン失効→第三者が再取得
内閣府のWebサイトから、「恋人作るより風俗嬢」というWebサイトにリンクが張られている――5月9日、こんな情報がネットを駆け巡った。その真相は。 - 第三者に疑似ドメイン名を取られた――「偽ドメイン」奪取の一部始終、JPCERT/CCが公開
情報セキュリティ関係のアドバイスを行うJPCERT/CCが、疑似ドメインを取得される事態に。対処法をブログで公開した。 - 「.dev」ドメイン採用のWebサイトが続々登場 Web.devやOpenSource.dev、GitHub.dev、Slack.devなど
Googleが先行登録プログラムを開始した「.dev」ドメインのWebサイト。先取りでドメインを取得したWebサイトが早くも続々と立ち上がっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.