今年は有料か? 「Pokemon GOサマーツアー 2019」概要発表
米Nianticとポケモン社が「Pokemon GO サマーツアー 2019」の概要を発表した。6月のシカゴイベントは昨年までの倍となる4日間に拡大。アジア地域は「後日案内する」としているが、気になる記述も。
米Nianticとポケモン社は4月5日、今夏に世界各地で開催するリアルイベント「Pokemon GO サマーツアー 2019」の概要を発表した。6月から8月にかけ、北米、欧州、アジア太平洋を各地域を巡る恒例イベントツアー。日本を含むアジア地域のイベントについては「後日案内する」としているが、気になる記述もあった。
「Pokemon GO Fest:Chicago」の告知画像。未実装の「ヒポポタス」登場か (c)2018 Niantic, Inc.(c)2018 Pokemon.(c)1995-2018 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
今年で3回目の開催となる「Pokemon GO Fest:Chicago」(米国イリノイ州シカゴ)は、イベント開催期間をこれまでの2日間から4日間に拡大。シカゴを象徴する広大な公園「グラントパーク」で、スペシャルリサーチなど参加者限定のアクティビティが楽しめるという。イベント告知画像には「マンムー」や「アンノーン」の他に未実装の「ヒポポタス」が描かれており、進化先の「カバルドン」とともに追加実装も期待される。
会期は6月13日(木)から16日(日、いずれも現地時間)で、開催時間はそれぞれ午前11時から午後7時。イベントのチケットは25ドル。Nianticの新しいチケットシステムを使い、4月中に発売予定だ。Nianticによると、トレーナーはゲームアプリ内でチケットを購入できるという。なお、一人のトレーナーが参加できるのは4日間のうち1日のみ。
ドイツ、アジアでも「Pokemon GO Fest」
欧州ではドイツのドルトムントで、「Pokemon GO Fest: Dortmund」を開催する。会期は7月4日(木)から7月7日(日、いずれも現地時間)まで。「ヴェストファーレンパーク」を中心とした街全体が会場になるという。チケットは「今春後半に発売予定」だ。
アジア地域のイベント開催地は明らかにされていないが、17年は横浜、18年は横須賀といずれも日本だった。ただ、昨年と異なりアジア太平洋地域のイベントも「Pokemon GO Fest Asia(開催地未定)」と表記している。
ポケモンGOのイベントには無料の「Safari Zone」と有料の「Fest」がある。ドルトムントでは18年に無料のSafari Zoneを実施したが、今年はチケット制のFestに変わっており、アジア太平洋地域でも同様のシステムになる可能性は高い。ただし、Nianticの発表文には「2019年の後半には、複数の国と地域でSafari Zoneの開催を予定している」と書かれており、こちらに含まれる可能性もありそうだ。
今年は有料イベントになるのか。無料のままか。そもそも日本でイベントが行われるのか。今後の発表に注目が集まりそうだ。
関連記事
- ポケモンGOに「サトシ帽子のピカチュウ」が再登場 エイプリルフール企画か
ポケモンGOで4月1日、「ポケットモンスター」シリーズの主人公サトシの帽子を被ったピカチュウが再登場。新AR(拡張現実)機能「GOスナップショット」で撮影した画像に映り込んだ後、フィールドに出現します。 - ポケGOトレーナー、早くも“自販機ガチャ”開始 伊藤園の「スペシャルウィークエンド」で
イベントの詳細が分からないのに、ポケモンGOのトレーナーの間では、早くも“自販機ガチャ”が始まったようです。お目当ては、4月上旬に開催されると噂の「伊藤園 Pokemon GO Special Weekend」の参加券。 - ポケモンGO横須賀、初日レポート 出現するポケモンは? 記者がゲットした241匹の内訳を公開
- 横須賀15億円、台南50億円 「ポケモンGO」のイベント経済効果
米Nianticはこのほど、2018年に実施したリアルイベントの経済効果について報告した。今年8月の横須賀は約15億円、11月に台湾の台南市で実施したイベントは50億円を超える経済効果があったという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.