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ブロックチェーンで権利処理を円滑に SME、音楽クリエイター向けプラットフォーム「soundmain」ティーザー公開
ブロックチェーンや人工知能(AI)などの技術を活用し、楽曲の権利処理などを円滑に行えるという、音楽クリエイター向けの創作支援プラットフォーム「soundmain」のティーザーサイトをSMEが公開した。
ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)はこのほど、ブロックチェーンや人工知能(AI)などの技術を活用し、楽曲の権利処理などを円滑に行えるという、音楽クリエイター向けの創作支援プラットフォーム「soundmain」のティーザーサイトを公開した。サービスの詳細などは今後、同サイト上で順次発表する。
複数権利者間の同意をブロックチェーン上に記録する機能や、ブロックチェーン上の記録を利用して著作権の登録を効率的に処理する機能を搭載したサービス。
昨年10月に発表した、「ブロックチェーン基盤を活用したデジタルコンテンツの権利情報処理システム」に、音楽著作権の登録機能を追加し、権利情報処理に関する作業効率を高めたという。
また、AIを使った音源分離など、音楽制作作業の補助に役立つ技術も開発中としており、詳細は順次発表する。
同社は、「全てのクリエイティブ領域におけるブロックチェーン技術の更なる活用に向けて、技術開発や実証実験を継続して行っていく」としている。
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