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KDDI、海外渡航者向けにeSIMサービス 5GB/30日間で5800円から GigSkyと連携
デュアルSIM対応iPhoneで使える、海外長期滞在者向けのデータ通信サービスをKDDIが提供開始する。
KDDIは4月11日、デュアルSIMに対応するiPhoneで、海外のデータ通信サービスを副回線として使えるサービス「海外データeSIM powered by GigSky」を17日から提供すると発表した。日本からの海外渡航者向けで、料金は5GB/30日間プランが5800円、8GB/30日間プランは8900円(いずれも不課税)。
ネットワーク経由で契約情報を書き換える「eSIM」を使ったサービス。事前に専用アプリから利用期間とデータ量を選んで購入し、eSIM情報をダウンロードしておくと、海外到着時にSIMカードの差し替え不要で、現地の通信事業者が提供するネットワークに接続できる。
同サービスは、グローバルで旅行者向けデータ通信サービスを提供する米GigSkyのプラットフォームを活用。KDDIは海外通信事業者の設備を使ってデータ通信を行う国際ローミングサービスを提供しているが、割安なデータ通信サービスを手軽に契約できる環境を整えることで、長期海外滞在者のニーズに応えたという。
対象地域は米国(本土、ハワイ、アラスカ)、カナダ、メキシコ、プエルトリコ、米領ヴァージン諸島。対象機種はデュアルSIMに対応する「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」のみ。auが販売するiPhoneとSIMロックフリーのiPhoneはそのまま使える他、au以外が販売するiPhoneも、SIMロックを解除することで同サービスを使える。
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