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「がんばれ森川君2号」の作者が「モリカトロンAIラボ」開設 エンタメ×AI情報を発信
エンターテインメントとAIに関する情報を発信する「モリカトロンAIラボ」がオープン。
ゲームAI(人工知能)の開発などを行うモリカトロン(東京都新宿区)は4月17日、エンターテインメント事業の企画に携わる人向けにAIの最新情報を紹介するサイト「モリカトロンAIラボ」を開設した。
エンタメ分野で開発・導入されているAIに関するニュースや、AIに関心のあるクリエイター、研究者などへのインタビュー、イベントレポート、AIをテーマにした小説、モリカトロンが開発したAIを体験できるブラウザゲームなどを提供する。ユーザー同士が交流できるコミュニティー機能を設け、勉強会や交流イベントなども企画する予定という。
同社は2018年8月にAI研究所を作り、ゲームに特化した研究開発を進めてきた。これからも企業のエンタメAI研究を手助けしたいという思いからサイトを立ち上げたとしている。
モリカトロンは、AIを採用したプレイステーション用ゲーム「がんばれ森川君2号」などを手掛けたゲームクリエイターの森川幸人さんが2017年8月に創業した。
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