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ドワンゴ、3Dアニメ制作の新事業「TUNEDiD」始動 都内最大級のモーションキャプチャースタジオを開設
ドワンゴが、CG映像制作を行う新事業のブランド「TUNEDiD」を立ち上げ。都内最大級のモーションキャプチャースタジオ「TUNEDiD studio」を開設した。
ドワンゴは4月22日、CG映像制作を行う新事業のブランド「TUNEDiD」(チューンディッド)を立ち上げたと発表した。制作スタジオ「TUNEDiD film」、都内最大級のモーションキャプチャースタジオ「TUNEDiD studio」を開設。法人向けに3Dアニメや、キャラクターのバーチャルライブ映像を制作する。
TUNEDiD studioは、都内でも最大規模という約12(幅)×約8(奥行き)×約6(高さ)メートルの空間に54台のモーションキャプチャーカメラを設置し、同時に10人以上のCGキャラにリアルタイムで動きを反映できるという。モーション収録だけでなく、ライブイベントなどでの活用も見込んでいる。
同スタジオは、既にテレビアニメ「バーチャルさんはみている」のCG制作に利用されている。同作は、さまざまなバーチャルYouTuberが登場するコメディー番組で、TOKYO MXなどで1月〜3月に放送された。
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