Mac Pro (2019) はWWDCで?
Apple、Acerのプロ向けワークステーション「ConceptD 900」を超えるMac Pro (2019) を発表できるのか?
予告されている新デザインMac Proは次のWWDCで出ると予想しているが、ライバルとなる製品がAcerから発表された。
Acerは、大きなスタジオの大規模なプロジェクト向けに設計したプロクリエイター向けワークステーションとして、デュアルIntel Xeon Gold 6148 CPUとNVIDIA Quadro RTX 6000 GPUを搭載した「ConceptD 900」をはじめ、Intel Core i9-9900K CPU と NVIDIA Quadro RTX 4000 GPUを搭載したクリエイティブユーザー向けデスクトップPC「ConceptD 500」を2019年7月に発売すると発表した。
ConceptD 900は1万9999ドル(約224万円)から、ConceptD 500は1699ドル(約20万円)から。
ConceptD 900は、Dual Intel Xeon Gold、最大192GBメモリ、最大60TBストレージ仕様とかなりのハイエンドワークステーション仕様。
iMac Pro (2017) が発売されている現在、これを超えるワークステーションとして発売されたとしてもConceptD 900に迫る性能になるのかは未知数だ。
また、Mini LED技術を活用したThunderbolt 3接続32型4K HDRモニター「ConceptD CM7321K」を2999ドル(約34万円)で2019年9月に発売することも発表している。
Mini LED技術を採用したディスプレイは、ASUSもMini LED採用USB-C接続27型4K HDRモニター「ASUS ProArt PA27UCX」を発表していて、AppleもMini LED技術を採用した6Kモニターを開発していると噂されている。
Appleは、新しいMac Proを2019年に発売する予定であることを明らかにしていて、Bloombergは、WWDC2019でMac Pro (2019)をプレビューすると報じていたが、ConceptD 900発売前に発表するとしたら、2019年6月開催のWWDC 2019がタイミング的にいいかもしれない。
Power Mac G5はWWDC 2003で、Mac Pro (mid 2006)はWWDC 2006で、Mac Pro (Late 2013)はWWDC 2013で、iMac Pro (2017)はWWDC 2017で、筐体もしくはアーキテクチャが変わったハイエンドMacはWWDCで発表されている。
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