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3Dアバター共通フォーマット推進「VRMコンソーシアム」設立 ドコモなど3キャリア、中国ビリビリも参加
VR向け3Dアバターのファイルフォーマット「VRM」を提唱・推進する企業連合「VRMコンソーシアム」が設立された。ドワンゴなど13社が発起人として昨年、設立計画を発表していた組織で、新たに、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、中国bilibiliなどが参加した。
VR向け3Dアバターのファイルフォーマット「VRM」を提唱・推進する企業連合「VRMコンソーシアム」が4月24日に設立された。ドワンゴなど13社が発起人として昨年、設立計画を発表していた組織で、新たに、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、中国bilibiliなどが参加。今後、規格の策定などに取り組み、日本発の国際規格を目指す。
VRMは、ドワンゴが昨年4月に提唱した規格。3DCGの標準フォーマットである「glTF2.0」をベースにしたプラットフォーム共通のファイル形式で、対応アプリ全てで同じアバターデータを使うことができる。VRM形式と標準実装(Unity対応)はすべてオープンソースで公開している。
VRMの推進・普及を目指す「VRMコンソーシアム」は昨年12月、ドワンゴやクリプトン・フューチャー・メディア、ピクシブ、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンなど13社が発起人として設立計画を発表。今年2月に設立する計画だった。実際の設立は計画から2カ月遅れたが、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、bilibiliなど大手企業や海外企業13社が新たに正会員として加わった。
コンソーシアムは今後、正式版「VRM 1.0」の策定や、加盟企業のVRM使用に対する審査・認定機能の提供に取り組むとともに、会員企業の募集も続ける。
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