TIMEがニューヨークで開催した「TIME 100 Summit」にAppleのティム・クックCEOが出演し、元TIME編集長のナンシー・ギブズ氏との対談内容が公開されている。
クックCEOは、テクノロジー業界に対する政府によるプライバシー保護規制強化を求めている。
同氏は、2018年にベルギーで開催されたプライバシー会議「ICDPPC 2018」において、市民と居住者が自分の個人データをコントロールする権利を取り戻すこと、および、欧州連合域内の規則を統合することを目的とした「GDPR」(EU一般データ保護規則)を指示する立場を明らかにしていて、その主張を今回も展開している。
また、アメリカにおいて企業、団体、組合などが政党や政治家に直接献金を行うことは禁止されているため、政治活動委員会(PAC)を設立して献金が行われているが、AppleはPACへの献金を拒否している。ティム・クックCEOは「私たちは政治ではなく政策に焦点を当てている」と話している。
企業のリーダーは論争を避けずに、正しいと思うことを実行すべきであるとクックCEOは主張している。
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