大学1年生の利用率、LINE通話がキャリア通話上回る 東京工科大の調査
新入生は普段、キャリア通話よりもLINE通話を利用している――東京工科大学がそんな調査結果を発表。LINE通話の利用率は88.6%と、キャリア通話(58.4%)を大きく上回った。
新入生は普段、キャリア通話よりもLINE通話を利用している――東京工科大学(東京都八王子市)が5月16日、そんな調査結果を発表した。LINE通話の利用率は88.6%と、キャリア通話(58.4%)を大きく上回った。
SNSの利用率は、ほぼ横ばいのLINE(99.0%)とTwitter(80.7%)に対し、Instagram(55.2%)が4年連続で拡大。女子の場合、Instagramは77.1%とTwitter(83.4%)に迫った。Facebook(9.9%)は微減が続き、5年間で半減、1割を下回った。
家族や友人との連絡手段は、LINEメッセージ(95.9%)が首位を維持しているが、Twitterのメッセージは昨年比8.3ポイント減の33.3%に。携帯電話・スマートフォンのキャリアメール(24.8%)、SMS(22.6%)は昨年から微増した。
携帯電話のデータ通信プランは、「〜5GB」が31.0%と最多だが、「〜10GB」(22.4%)、「〜20GB」(22.5%)、「それ以上」(24.1%)といった大容量プランの利用率も高い。同大学は「動画配信の普及などを背景に通信量が拡大している」と分析している。ただ、58.1%は「(毎月データを使い切れず)余っている」と回答した。
調査対象は、2019年度の東京工科大学の新入生1795人(男性が約64%、女性が約36%)。4月3日に、新入生ガイダンスでアンケート調査票を配布・回収した。
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