ニュース
質問に答えるだけで事業計画書作成 ソニー、スタートアップ支援の無料サービス「StartDash」
事業計画書を簡単に作成できる無料サービス「StartDash」をソニーが公開。チェックリスト形式の質問に答えていくだけで事業計画を整理でき、事業計画書などのドキュメントを作成できる。
ソニーは、起業を志す個人や新規事業を検討している企業などが、事業計画書を簡単に作成できる無料のPC向けサービス「StartDash」を公開した。チェックリスト形式の質問に答えていくだけで事業計画を整理でき、事業計画書などのドキュメントを作成できる。
同社が2014年から展開してきた新規事業創出プログラム「Sony Startup Acceleration Program」(SSAP)の経験やノウハウを基に開発したサービスで、SSAPのアカウントを登録すれば利用できる。
SSAPのノウハウを基に、事業化までに必要とされる要素をまとめたチェックリストを作成。チェックリストに沿って質問に答えるだけで、新規事業やスタートアップに不可欠な要素を確認できる。
チェックリストの回答を基に、資金調達時の投資家への説明に必要な事業計画書や、事業の収支を見積もるための数値計画などのドキュメントも自動で生成。投資家へのプレゼンに使う原稿案も自動で作成できる。
回答したチェックリストを基にエントリーシートを作成し、SSAPの事業家支援プログラム(一部有料)に申し込めば、SSAPのアクセラレーターから事業家に関するアドバイスを受けることも可能だ。
関連記事
- 新規事業立ち上げのノウハウを社外にも 動き出したソニーのスタートアップ支援プログラム「SSAP」
ソニーがスタートアップ支援に本腰を入れる。過去5年間で33件の新規事業を立ち上げた同社の新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(SAP)の枠組みを社外にも提供し、オープンイノベーションを進める。 - ソニーの新規事業創出プログラムは“次のフェーズ”へ 社外連携に本気
ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」が始動して4年半が経過した。平井体制から吉田体制への転換は今後の方針に影響するのか。SAPを立ち上げたソニーの小田島伸至氏に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.