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AIが肌診断、ロボットアームが商品選び――化粧品「SK-II」の新型店は、販売員が“グイグイ来ない”(2/2 ページ)

化粧品ブランド「SK-II」が、テクノロジーを活用した体験型ショップ「SK-II Future X Smart Store」を東京・渋谷区にオープンする。営業期間は6月7日〜8月12日。AIやロボットアームが肌の診断や接客を担当し、販売員は“あえて一歩下がる”ことで、買い物をしやすい雰囲気を醸成する点が特徴だ。

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アイトラッキング技術を搭載したディスプレイも

 店内にはこの他、アイトラッキング技術を搭載したディスプレイ「マジック ミラー」がある。化粧品の使い方を表示しており、顧客は目だけで解説文のページをめくりながら、手元で美容液やクリームを試し塗りできる。

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アイトラッキング技術を搭載したディスプレイ「マジック ミラー」

 化粧品のボトルを、通常デザインから限定デザインに加工する様子が見られる自動販売機や、限定デザインと同じ配色のセットを背景に、30台のカメラを使って“セルフィー動画”を撮影できるブースなども設けている。壁に専用のスマートフォンを向けると、商品の解説をAR表示する仕掛けもある。

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店舗の外観

 P&Gプレステージの担当者は「現代の消費者は買い物をする前に、ほしい商品の情報を7回ほど検索をしてから来店するという調査結果がある。今回の店舗では、すでにネットに載っていることを接客でお伝えするのではなく、新しい体験をお届けしたいと考えた」と話している。

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