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名刺管理のSansan、マザーズに上場 初値は公開価格上回る4760円
名刺管理サービスを提供するSansanが、東証マザーズに上場。公開価格の4500円を上回る4760円の初値を付けた。
名刺管理サービスを提供するSansanが6月19日、東証マザーズに上場した。公開価格の4500円を上回る4760円の初値を付け、一時は5140円まで上昇。午前終値は4975円。
上場に伴う公募は50万株、売り出しは701万株。需要に応じて、最大112万6500株の追加売り出し(オーバーアロットメント)を行う。
Sansanは2007年創業。クラウド型の名刺管理サービス「Sansan」(法人向け)と「Eight」(個人向け)を提供し、同サービスの市場で約8割のシェアを獲得している。
18年6月〜19年5月の通期業績予想は、売上高が100億円、営業損失が9億円、純損失が9億円になる見通し。決算は7月12日に発表を予定している。
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