映像関連機器の標準化団体である米VESA(ビデオエレクトロニクス協会)は6月26日(米国時間)、映像出力インタフェースの規格「DisplayPort 2.0」を発表した。
DisplayPort 1.4のデータレート(実効最大)が25.92 Gbps(8.1Gbps × 4レーン)なのに対して、DisplayPort 2.0のデータレートは77.4 Gbps(20Gbps × 4レーン)と大幅に引き上げられている。
映像信号圧縮技術(DSC)を活用した場合、シングルディスプレイ解像度は、最大16K (1万5360×8460)/60Hz、デュアルディスプレイ解像度は最大8K (7680×4320) /120Hz、トリプルディスプレイ解像度は最大10K (1万240×4320) /60Hzとなる。
接続インタフェースにはUSB-Cコネクタを採用し、2020年後半に対応製品が出てくると予想されるそうだ。
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