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「GMOコイン」検索広告にフィッシングサイト確認 注意喚起
Google検索で「GMOコイン」などを検索した際、GMOコインの正規サイトを装ったフィッシングサイトの検索連動広告が掲載されていたことを確認。GMOコインが注意を呼び掛けた。
仮想通貨取引サービスを提供するGMOコインは6月26日、Google検索で「GMOコイン」「gmo コイン ホームページ」などを検索した際、同社を装ったフィッシングサイトの検索連動広告が掲載されていたことを確認したとして、こういったサイトにメールアドレスやパスワードを入力しないよう注意を呼び掛けた。
不正な広告は、正規サイトのURLに似せたURLのサイトにリンクしており、クリックすると正規サイトに偽装したログイン画面が表示され、メールアドレスやパスワードを入力させようとする。メアド・パスワードを入力してログインボタンをクリックすると、フィッシングサイト運営元に情報が送信される状態だったという。
フィッシングサイトのURLは、正規サイトのURL(https://coin.z.com/jp/)の「.com」を「.co」に変えたものを確認済み。このほか、「coin」を「coln」に変えたり、「.」を「-」に変えるといった偽装に注意してほしいとしている。
また、フィッシングサイトへの一般的な対策として、Webブラウザには最新のパッチを当てることや、サーバ証明書で本物のサイトかどうか確認すること、メール中のリンクはクリックしないこと――などを呼び掛けている。
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