「松屋の牛めし100円」など……「LINEポケオ」のキャンペーン、1日で繰り上げ終了 アクセス殺到で混乱
LINE連携サービス「LINEポケオ」で行われていた、松屋の牛めしなどが100円になるキャンペーン「100円ポケオごはん」が、予定を繰り上げて1日で終了した。アクセス集中により一部店舗で注文受け付けができない障害も起きていたほか、運営側が利用条件を途中で変更する混乱もあった。
メッセージアプリ「LINE」を通じて、飲食店のテイクアウト商品を来店前に注文できるサービス「LINEポケオ」で行われていた、松屋の牛めし(並盛)などが100円になるキャンペーン「100円ポケオごはん」が、予定を繰り上げて1日で終了した。6月27日〜7月3日の予定だったが、利用者が殺到し、「想定を大きく上回る反響」があったため、28日に繰り上げ終了したという。
アクセス集中により一部店舗で注文受け付けができない障害も起きていたほか、運営側が利用条件を途中で変更する混乱もあった。
「100円ポケオごはん」は、対象の商品が100円で購入できるキャンペーンで、6月27日からは松屋のプレミアム牛めしと牛めし、松のやのロースカツ定食、ガストのマヨコーンピザが、28日からは、ジョナサンの和風てりたまハンバーグが対象になっていた。
だが、利用者からのアクセスが殺到。28日には、松屋・松のやの一部店舗で注文受け付けができないシステム障害が起きるなど、利用しづらい状態になっていた。
また、当初は「対象商品は1店舗につき1個まで、同一チェーンの複数店舗での購入は可能」としていたが、途中で条件を変更し、「期間中1人1個まで」に制限するなど運営側の混乱も目立った。
キャンペーンは7月3日までの予定だったが、予定を繰り上げ、28日の午後9時半に終了した。
LINEポケオは4月にスタートしたサービス。6月27日に「本格スタートした」とし、記念キャンペーンとして「100円ポケオごはん」を始めていた。「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」「松屋」「松のや・松乃家・チキン亭」などに対応しており、2020年中に3万店舗の導入を目指している。
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