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7pay、チャージと新規登録を停止 不正ログイン被害額は約5500万円、「全て補償する」
「7pay」で不正ログイン被害が相次いだ問題で、運営元が7payへの電子マネーのチャージと、新規のアカウント登録を一時停止。不正アクセスの被害者は約900人、被害額は約5500万円(4日現在)で、全て補償するという。
モバイル決済サービス「7pay」で不正ログイン被害が相次いだ問題で、運営元のセブン・ペイは7月4日、7payへの電子マネーのチャージと、新規のアカウント登録を一時停止すると発表した。同社によると、不正アクセスの被害者は約900人、被害額の合計は約5500万円(4日現在)で、被害者には全額を補償するという。
7payでは1日のリリース以降、第三者にアカウントを乗っ取られ、残高を不正利用される被害が発生。これを受け、運営元は3日にクレジットカードとデビットカードによるチャージを停止していた。
今回の措置では、セブン‐イレブンの店頭レジやセブン銀行ATMでの現金チャージ、nanacoポイントを使ったチャージも含め、全ての入金サービスを一時停止する。既にチャージ済みの電子マネーは使える。
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