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ラーメン店に“謎のいたずら電話”、原因はGoogleの音声検索機能? ツイートが話題に
東京のラーメン店「パパパパパイン」で相次いでいた“いたずら電話”は、Googleの音声検索機能が原因かもしれないというツイートが話題に。子どもが「パパ」と連呼し、検索結果から誤って電話をかけてしまった可能性があるという。
数年前から相次いでいる、子どもからのいたずら電話は、Googleの音声検索機能が原因かもしれない――東京・町田のラーメン店「パパパパパイン」が7月14日、Twitter上でそのように投稿し話題になっている。電話の主は1〜4歳程度の女の子で、Google Chromeの音声検索を使って「パパ、パパ」と連呼し、検索結果から誤って電話をかけてしまった可能性が高いという。
ツイート内容を基に、記者がGoogle Chromeの音声検索機能を立ち上げ、「パパ、パパ」と何度か入力したところ、検索画面のトップに同店の情報が表示された。店名や住所の他、同店に電話をかけられるボタンもあるため、子どもが誤ってタップした可能性がありそうだ。
同店は2017年に、西荻窪から現在の町田へと店舗を移転した。子どものいたずら電話は移転前から相次いでおり、移転後に電話番号を変えてもなくならず、「恐怖を感じていた」という。同店は「子どもがスマホで遊ぶときはご注意ください」と呼び掛けている。
同店のツイートは16日午後3時の時点で、8600回以上リツイートされるなど話題に。ネット上では「そんなトラップがあるとは思わなかった」「すごくかわいいオチだった」という声がある一方、「何か対策はないのか」といった声も出ている。
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