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Adobe、京アニ支援に5万ドル 「京アニは世界のクリエイティブコミュニティーの中心の1つ」

京アニを支援するクラウドファンディングに、Adobeが5万ドル(約540万円)を寄付したことが分かった。Adobeは「微力ながらお役に立てることがあればと思い支援した」などとコメント。同社から公表するべきこととは考えておらず、対外的に発表はしていなかったという。

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 放火事件で多数の犠牲者が出たアニメ制作会社の京都アニメーション(京アニ)を支援するクラウドファンディングに、Adobeが5万ドル(約540万円)を寄付したことが分かった。ITmedia NEWSの取材に対してAdobeの広報担当者は「微力ながらお役に立てることがあればと思い支援した。京都アニメーションは日本だけでなく、世界のクリエイティブコミュニティーの中心の一つだと思う」などとコメントした。

 7月18日、京アニの第一スタジオが放火され、34人が死亡、34人が重軽傷を負った。

 同日、日本のアニメを配給する米企業のSentai Filmworksが、京アニ支援の募金を募るクラウドファンディングを開始。このクラウドファンディングに対して、Adobe.Incの名で5万ドルの寄付があったことが分かり、ネットで話題になった。

 アドビの広報担当者によると、この寄付は確かに同社によるものだが、同社から公表するべきこととは考えておらず、対外的に発表はしていなかったという。

 「被害にあわれた方々のご冥福をお祈りし、お家族と関係者の皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。京都アニメーションは日本だけでなく、世界のクリエイティブコミュニティーの中心の一つだと思います。この痛ましい事件を受け、クラウドファンディングを通じて5万ドルのご支援をさせていただきました。微力ながらお役に立てることがあればと思いご支援をさせていただきました」とコメントしている。

 このクラウドファンディングには、24日正午までに計200万ドル(約2億1600万円)以上が集まっている。

 また、報道によると京アニは、寄付金を受け付ける専用口座を24日にも開設する方針だ。

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