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VR映像に匂いをプラスする「VAQSO VR」、初回製造分の数百台が完売 追加販売へ
VRヘッドマウントディスプレイに取り付け、映像に合わせて匂いを出せるデバイス「VAQSO VR(Dev kit)」の初回製造分が完売。
嗅覚系デバイスを開発するベンチャーのVAQSO(バクソー)は8月16日、VRヘッドマウントディスプレイに取り付け、映像に合わせて最大5種類の匂いを出せるデバイス「VAQSO VR(Dev kit)」の初回製造分の数百台が完売したと発表した。同日から追加で同程度の購入予約を受け付け、9月上旬から順次発送する。価格は12万1740円(税込、送料別)。
VAQSO VRは、「HTC VIVE」など市販のVRヘッドマウントディスプレイに、匂いが出るカートリッジを取り付けられるデバイス。視聴するVR映像に合わせ、海や森の匂い、コーヒー、女性のシャンプーの香りなどを出し分け、映像への没入感を高めるのが特徴だ。
初回製造分は、2018年11月に開発者向けに発売。日本、米国、中国、フランス、ドイツ、台湾などで販売したという。
一般向けには、20年初めごろの発売を予定している。
【編集履歴:2019年8月16日午後6時 販売台数について、タイトル・本文中の表現を変更しました】
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