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Oracleのマーク・ハード共同CEOが病気療養のため休職
2014年からOracleの共同CEOを務めているマーク・ハード氏が健康上の理由で休職する。休職中はラリー・エリソン会長とサフラ・カッツ共同CEOが経営を担う。
米Oracleは9月11日(現地時間)、同社の共同CEOであるマーク・ハード氏が健康上の理由で休職すると発表した。休職期間は発表されていない。
ラリー・エリソン会長は発表文で、「マーク(ハード氏)不在中は、サフラ(カッツ共同CEO)と私が経営チームのサポートを得てOracleを経営していく」と語った。
カッツ氏は「マークは来週のOpenWorldに参加できないが、彼が休息を必要としていることを理解している」と語った。
ハード氏は全社宛メールで、「第1四半期を無事終わらせるためにみなさんと懸命に働いてきたが、自分の健康に集中する必要があると判断した」と語った。
ハード氏は2010年、セクハラ問題で米HPのCEO兼会長を辞任し、同年Oracleに社長として迎えられた。2014年にエリソン氏がCEOを退任し、会長に就任した際、カッツ氏と共にCEOに就任した。
Oracleは同日、翌日発表する予定だった第1四半期(6〜8月)の決算を1日繰り上げて発表した。売上高は前年同期とほぼ同じ92億1800万ドル、純利益は6%減の21億3700万ドル(1株当たり81セント)だった。売上高はアナリスト予測の92億9000万ドルに届かず、1株当たり純利益は予測と一致した。
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