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メルカリ、会長と社長が交代 山田進太郎氏が社長に復帰
メルカリの社長と会長が交代。創業者の山田進太郎氏が社長に復帰し、社長職だった小泉文明氏が会長に。小泉氏は8月に買収した鹿島アントラーズの社長に就任しており、今後、アントラーズの経営や対外的な折衝に専念するため、社長職を山田氏に譲る。
メルカリは9月27日、会長職を務めていた創業者の山田進太郎氏が社長に復帰し、社長職だった小泉文明氏が会長に就任したと発表した。小泉氏は8月に買収した鹿島アントラーズの社長に就任しており、今後、アントラーズの経営や対外的な折衝に専念するため、社長職を山田氏に譲る。メルカリの代表権はもともと山田氏が持っており、山田氏は引き続きCEOとして、グループ全体の中長期の成長にコミットする。
山田氏の肩書きは「代表取締役会長兼CEO」から「代表取締役CEO(社長)」に、小泉氏の肩書きは「取締役社長兼COO」から「取締役President(会長)」に変わる。
役職の交代について、同社は「役割分担を明確化し、より強いチーム経営をしていくため」としている。
メルカリは8月、鹿島アントラーズの経営権を取得。小泉氏がアントラーズの社長に就任していた。
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