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AIが手塚治虫の新作漫画を描く 2020年2月に披露
AIによって漫画家の故・手塚治虫さんの新作漫画を描くプロジェクトが発足。キオクシア(旧東芝メモリ)のフラッシュメモリやAI技術を駆使する。
キオクシア(10月1日付で東芝メモリから社名変更)はこのほど、同社のフラッシュメモリとAI技術を用いて、漫画家の故・手塚治虫さんの新作漫画を約30年ぶりに制作すると発表した。発表は2020年2月の予定。「もしも今手塚治虫が生きていたら、どんな未来を漫画に描くだろう?」という思いから生まれたプロジェクトという。
制作に当たっては、手塚さんが遺した膨大な作品をデータ化してAIに学習させ、手塚さん風の漫画を出力させる計画だ。AIの計算には、キオクシアの大容量かつ高速なSSDを使用するとしている。
新作のストーリーやテーマなどは未定で、「これから決める」(キオクシア)という。AIで全工程をカバーすることは難しいため、人間とAIで作業を分担する。制作プロセスの詳細はこれから検討する。
キオクシアの他、手塚治虫氏の長男で手塚プロダクション取締役の手塚眞氏、公立はこだて未来大学の松原仁副理事長、同大システム情報科学部の迎山和司教授、慶應義塾大学理工学部の栗原聡教授もプロジェクトに協力する。
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