macOS CatalinaとiPadOSを組み合わせると、ワイヤレスでiPadをMacのセカンドディスプレイにすることが可能になる。サードパーティ製品のDuet DisplayやLuna Displayが有料でその機能を提供しているが、同等機能をAppleがSidebarとして無料で出したことで苦境に追い込まれている。
これに対しAstro HQは、Luna Displayの最新バージョンである4.0をリリースし、iPadをMacのセカンドディスプレイにするだけでなく、MacをMacのサブディスプレイにできるようにした。
メインMacはEl Capitan以降、サブのMacはMountain Lion以降が利用可能。例えば、iMacをメインに、ワイヤレスでMacBookをサブにしたり、ディスプレイレスのMac miniのメインディスプレイとしてMacBookを使うことも可能になる。
Luna Displayを使うためのドングルにはUSB-CとMiniDisplay Portの2バージョンがあり、いずれも69.99ドル。ドングルはメインのMacにのみ必要だ。
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