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ドコモ、「FOMA」「iモード」を2026年3月に終了へ 吉澤社長「スマホに受け継がれ、生き続ける」
NTTドコモが「FOMA」「iモード」を2026年3月31日に終了すると発表。3Gの黎明期に爆発的な人気を誇ったが、近年は契約数が減少していた。今後は5Gに経営資源を集中する。
NTTドコモは10月29日、3G通信サービス「FOMA」と3G携帯電話(フィーチャーフォン)向けインターネットサービス「iモード」を、2026年3月31日に終了すると発表した。
FOMAは2001年、iモードは1999年にサービス開始。FOMAは携帯電話で動画やゲームを楽しめる点、iモードは電子メール(キャリアメール)や機能縮小版HTMLを利用したモバイルサービスを提供可能な点が当時としては革新的で、市場で爆発的に普及した。
FOMAは2011年には約5700万契約、iモードは10年に約4900万契約を突破したが、近年は4Gの普及に伴って契約数が減少。19年9月30日付で新規受け付けを終了していた。今後は5Gに経営資源を集中する方針だ。
スマホに受け継がれ、生き続ける
ドコモの吉澤和弘社長は、同日開いた決算会見で「iモードはモバイルインターネットの拡張に大きく貢献した。コンテンツやアプリは、ほぼそのままスマホに受け継がれ、生き続ける」とコメント。
「今後はマイグレーションの促進や、ネットワークの高度化に今まで以上に取り組む。来春の5G実用化に向け、全国各地で引き続きネットワークを強化していきたい」と語った。
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