Dropbox Extensions、Gmailに加えMicrosoft Teamsもサポート
Dropboxを離れずに各種アプリでの操作を可能にする「Dropbox Extensions」が、Microsoft Teams、Outlook、LINE WORKS、WhatsAppなどもサポートした。Gmailは既にサポート済みだ。
米Dropboxは10月31日(現地時間)、昨年発表したDropboxを離れずに各種アプリを操作するための拡張機能「Dropbox Extensions」で、米Microsoftの「Microsoft Teams」などをサポートしたと発表した。
Dropbox Extensionsは昨年11月、まずは米Adobe Systemsの電子サインソリューション「Adobe Sign」や「Vimeo」、「Pixlr」などのサポートでスタートした。その後、今年初めには米GoogleのGmailをサポート。
今回の発表でMicrosoft Teamsの他、Microsoftの「Outlook」、米Facebookの「Workplace by Facebook」と「WhatsApp」、LINEの「LINE WORKS」、「Canva」のサポートを追加した。
Dropbox Extensionsは、Dropboxに保存した各種アプリのファイルを、そうしたアプリを起動せずに、Dropbox内で操作するための拡張機能。例えばDropbox上のファイルをメールで送信したい場合、ファイルの「開く」ボタンをクリックして使いたいメールアプリを選べば、Dropbox内でファイルを添付済みのメール送信ウィンドウが開き、メッセージを追加して送信できる。
この機能は無料のものを含むすべてのDropboxのプランで利用可能だ。新しいデスクトップアプリでももちろん使える。Dropboxは、2020年にはさらに多くのパートナーアプリをサポートするとしている。
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