メルペイ、友人招待するたびに1000円分付与 「すすメルペイ」第2弾 若年層取り込みへ
メルペイは、モバイル決済サービス「メルペイ」で、利用者が友人を招待すると1人ごとに1000円相当のポイントを付与するキャンペーンの第2弾を開始した。若年層へのキャッシュレス普及を促す。
メルペイは11月6日、モバイル決済サービス「メルペイ」で、ユーザーが友人を1人招待するごとに1000円相当のポイントを付与するキャンペーン「すすメルペイ」の第2弾を始めた。終了時期は未定。若者に人気のアーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅさんをCMキャラクターに起用し、若年層へのキャッシュレス普及を促す狙い。
招待した側とされた側に、それぞれ1000ポイントを付与する。招待した側がもらえるポイントは、最大1億円相当(10万人を招待した場合)。招待された側は期間中に「本人確認」を済ませる必要があり、何度招待されても最大1000円相当までしかもらえない。
メルペイ マーケティング責任者の山代真啓氏は、同日開催された発表会で「キャンペーン第1弾によって、それまで課題だった若年層のメルペイユーザーの割合は増加した。消費税増税でキャッシュレスへの関心が高まっているのもあり、第2弾の実施を決めた」と説明した。
発表会には20代女性を中心に人気を集めるアーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅさんも登壇。8日に、きゃりーぱみゅぱみゅさんを起用した新CMが始まる。一般ユーザーが発行する招待コードではなく、特別招待コード「MOTTAINAI」を入力した新規登録者数が10万人に達すると、きゃりーぱみゅぱみゅさんが新曲披露するという。
メルペイは19年2月にスタート。商品購入代金を"ツケ払い"できる機能の提供や、ポイント還元キャンペーンなどを実施しながら加盟店やユーザー数を増やしてきた。現在、利用者は500万人を超え、全国のコンビニや外食チェーンなど170万カ所の加盟店で利用できる。
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